スキーとカイロプラクティック
いよいよスキーシーズン到来、当地も先週初雪が降り、白いものを見るとワクワクします。雪国生まれの雪国育ちの自分にとって、子供の頃から冬場はスキーと決まっていたので、当たり前のようにスキー歴は五十年近くになります。スキージャーナル誌は冬場のバイブルのようなもので、10月頃より今シーズンの傾向と対策に余念がありません。一応有資格者(全日本スキー連盟公認準指導員、正指は老後の楽しみにとってあります。)ですので、指導員研修会等にはなるべく出席し、新しい知識、技術は常に仕入れてきました。12月に入って、浦佐スキースクールのインストラクターの先生が治療に来られたり、指導員仲間の先輩が治療にきて、「もう、3回行ってきたよ、苗場1回、かぐら2回、かぐらの初日は新雪で最高だったよ。」なんて話を聞くと、しりがむずむずしてきます。皆さんも今シーズンはこんな事に挑戦っしてみたいとか、あんなことできるようになりたいとか、思いは白銀の世界に行っていることと思います。
そこで、治療家の自分は皆さんの「どうしてうまく滑れないのか?どうして左右同じにターンが描けないのか?」と言う悩みを解析してみたいと考えています。技術的な問題はスキースクールで解決してください。筋肉・骨格の問題、水分・栄養面などの問題、精神(心)・感情面の問題、この三点から分析します。次回から本題に入ります。(2006年12月10日現在)
スキーをやっていてうまく乗れないと思っている方は沢山いると思います。<うまく乗れない>にもたくさんあります。例えば急斜面とかコブ斜面になるとうまく滑れないというスキー技術そのものではなく、身体に関する問題でスキーにうまくのれない場合に付いて、お体にどんな問題が有り、その問題をどのように治療し解決していくかを説明します。
当院では次のようなことを検査治療します。
1)利き目
2)骨格と筋肉
骨盤・脊椎(脊柱)・左右両下肢(左右長さの違い)股関節、膝関節・足関節(いわゆるカント調節の問題)
の三関節の位置(軸)のずれ
3)ケミカル(栄養、食物、水分など)
4)メンタル面(スキーで過去の転倒などの失敗のトラウマ)
5)その他
それでは1)~5)の説明をします。
1) 利き目
利き脚とか利き腕とかはよく聞くし、この言葉使います。人間は左右どちらか一側だけを主に使います。例えば右側使いの人は、右側の利き脚・利き腕・利き耳・利き目ということになります。左利きの人は左側に統一した脚腕耳目と言うことになります。しかし、よくあるパターンではなぜか目が脚腕と統一しない人がいます。当たり前ですが、目は二つあるけど利き側の目でかなりの範囲を見ており、右が利き側の人が目だけ左側になっている場合、体は右回旋の使い方をしますが、頭部は左回旋の使い方をすることになりアンバランス(スイッチング)な使い方を生じてしまいます。実際に診たわけではありませんが、SAJ(全日本スキー連盟)の名デモンストレイターの渡辺一樹選手は、写真で見る限り、このスイッチングを起こしていると思われます。スイッチングは簡単な検査法で解りますが、治すにはいろいろな原因を探し出し、それに対する治療になります。次回は筋肉・骨格の問題に入ります。
2) 骨格と筋肉
まず立った(立位)姿勢を姿勢分析器という器械に上がってもらい前と後ろそして横からチェックします。姿勢チェックの後、体幹部の動く範囲(可動域)を診ます。前屈、後屈、左右の側曲、左右の捻り(左右回旋)で動きづらさを診ます。次にベッドに腰掛けて、左右回旋、前後屈の動きづらさをチェック、その後、腹ばい(腹臥位)でチェックします。特にスキーで問題になってくるのは左右回旋動作です。右利きの人は左回旋の動きが右回旋より動く範囲が大きくなります。つまり身体が右に回旋(ローテーション)していることになります。滑っていても右下肢が谷足の時に正対しがちになりズレやすくなりますし、ストレート内傾し、内倒しやすくもなります。また、大回りターンで左ターンは右ターンより小さくなり、乗っている時間も短くなってしまいます。小回りターンでは正対するために体幹の捻りが作れませんのでズレやすく次のターンに入るためにテールを振り出さなくてはならなくなります。他方、左下肢が谷足の際は、体側右側に壁を作りやすくくの字姿勢が強めに出ます。こちらの脚の方がのり難い感じがしますが、他の人から見たらこちらのターンの方がしっかり乗っているように見えます。
左右の脚の長さの違いについてですが、生まれ持っての解剖学的長さは、骨折などの外傷や先天性の股関節の病気でもない限りは、1ミリの狂いもないはずです。しかし主に骨盤の左右の不均衡により脚の長さは違ってきます。女性の方はよく脚を組むと思いますが、組んだ上の方の脚が長くなっている傾向にあります。あともう一つ上体の重さを左右の二点で支えている仙骨と骨盤の一部の腸骨とをつないでいる仙腸関節に問題がある場合があります。女性で出産後の腰痛になっている方は仙腸関節の問題を抱えている場合があります。仙腸関節自体本来は人体中最強と言われている靭帯で繋がっており、ほとんど動きの無い関節です。(西洋医学では不動関節と言われている。)しかし、仙骨より上に位置している脊柱(腰椎、胸椎、頚椎)に動きの悪い関節(場所)があると、仙腸関節の左右どちらかにその負担がかかり、仙腸関節が動かざるを得なくなってしまい左右どちらかが可動域の亢進した緩い関節になってしまったのです。この場合例えば、右の仙腸関節が動き過ぎているとすると、両脚で立って左脚を曲げながら上げると(右脚一本で立った状態)体の中心軸が僅かに右にずれます。しかしその反対側の右脚を上げても体の中心軸はぶれません。皆さんも簡単にチェックできるやり方をお話します。平らな所で左右両脚を閉じて、つま先も付けて、目を閉じて立ってみてください。体が揺れますか?揺れない方は異状はありません。揺れる方はその揺れの方向を感じてください。縦揺れですか?横揺れですか?(斜めに揺れる場合は横揺れです。)横揺れの方は仙腸関節の問題がありそうです。この仙腸関節の問題はスキーヤーだけではなく、すべてのアスリートにとってかなりのハンディーになります。
そこで、治療家の自分は皆さんの「どうしてうまく滑れないのか?どうして左右同じにターンが描けないのか?」と言う悩みを解析してみたいと考えています。技術的な問題はスキースクールで解決してください。筋肉・骨格の問題、水分・栄養面などの問題、精神(心)・感情面の問題、この三点から分析します。次回から本題に入ります。(2006年12月10日現在)
スキーをやっていてうまく乗れないと思っている方は沢山いると思います。<うまく乗れない>にもたくさんあります。例えば急斜面とかコブ斜面になるとうまく滑れないというスキー技術そのものではなく、身体に関する問題でスキーにうまくのれない場合に付いて、お体にどんな問題が有り、その問題をどのように治療し解決していくかを説明します。
当院では次のようなことを検査治療します。
1)利き目
2)骨格と筋肉
骨盤・脊椎(脊柱)・左右両下肢(左右長さの違い)股関節、膝関節・足関節(いわゆるカント調節の問題)
の三関節の位置(軸)のずれ
3)ケミカル(栄養、食物、水分など)
4)メンタル面(スキーで過去の転倒などの失敗のトラウマ)
5)その他
それでは1)~5)の説明をします。
1) 利き目
利き脚とか利き腕とかはよく聞くし、この言葉使います。人間は左右どちらか一側だけを主に使います。例えば右側使いの人は、右側の利き脚・利き腕・利き耳・利き目ということになります。左利きの人は左側に統一した脚腕耳目と言うことになります。しかし、よくあるパターンではなぜか目が脚腕と統一しない人がいます。当たり前ですが、目は二つあるけど利き側の目でかなりの範囲を見ており、右が利き側の人が目だけ左側になっている場合、体は右回旋の使い方をしますが、頭部は左回旋の使い方をすることになりアンバランス(スイッチング)な使い方を生じてしまいます。実際に診たわけではありませんが、SAJ(全日本スキー連盟)の名デモンストレイターの渡辺一樹選手は、写真で見る限り、このスイッチングを起こしていると思われます。スイッチングは簡単な検査法で解りますが、治すにはいろいろな原因を探し出し、それに対する治療になります。次回は筋肉・骨格の問題に入ります。
2) 骨格と筋肉
まず立った(立位)姿勢を姿勢分析器という器械に上がってもらい前と後ろそして横からチェックします。姿勢チェックの後、体幹部の動く範囲(可動域)を診ます。前屈、後屈、左右の側曲、左右の捻り(左右回旋)で動きづらさを診ます。次にベッドに腰掛けて、左右回旋、前後屈の動きづらさをチェック、その後、腹ばい(腹臥位)でチェックします。特にスキーで問題になってくるのは左右回旋動作です。右利きの人は左回旋の動きが右回旋より動く範囲が大きくなります。つまり身体が右に回旋(ローテーション)していることになります。滑っていても右下肢が谷足の時に正対しがちになりズレやすくなりますし、ストレート内傾し、内倒しやすくもなります。また、大回りターンで左ターンは右ターンより小さくなり、乗っている時間も短くなってしまいます。小回りターンでは正対するために体幹の捻りが作れませんのでズレやすく次のターンに入るためにテールを振り出さなくてはならなくなります。他方、左下肢が谷足の際は、体側右側に壁を作りやすくくの字姿勢が強めに出ます。こちらの脚の方がのり難い感じがしますが、他の人から見たらこちらのターンの方がしっかり乗っているように見えます。
左右の脚の長さの違いについてですが、生まれ持っての解剖学的長さは、骨折などの外傷や先天性の股関節の病気でもない限りは、1ミリの狂いもないはずです。しかし主に骨盤の左右の不均衡により脚の長さは違ってきます。女性の方はよく脚を組むと思いますが、組んだ上の方の脚が長くなっている傾向にあります。あともう一つ上体の重さを左右の二点で支えている仙骨と骨盤の一部の腸骨とをつないでいる仙腸関節に問題がある場合があります。女性で出産後の腰痛になっている方は仙腸関節の問題を抱えている場合があります。仙腸関節自体本来は人体中最強と言われている靭帯で繋がっており、ほとんど動きの無い関節です。(西洋医学では不動関節と言われている。)しかし、仙骨より上に位置している脊柱(腰椎、胸椎、頚椎)に動きの悪い関節(場所)があると、仙腸関節の左右どちらかにその負担がかかり、仙腸関節が動かざるを得なくなってしまい左右どちらかが可動域の亢進した緩い関節になってしまったのです。この場合例えば、右の仙腸関節が動き過ぎているとすると、両脚で立って左脚を曲げながら上げると(右脚一本で立った状態)体の中心軸が僅かに右にずれます。しかしその反対側の右脚を上げても体の中心軸はぶれません。皆さんも簡単にチェックできるやり方をお話します。平らな所で左右両脚を閉じて、つま先も付けて、目を閉じて立ってみてください。体が揺れますか?揺れない方は異状はありません。揺れる方はその揺れの方向を感じてください。縦揺れですか?横揺れですか?(斜めに揺れる場合は横揺れです。)横揺れの方は仙腸関節の問題がありそうです。この仙腸関節の問題はスキーヤーだけではなく、すべてのアスリートにとってかなりのハンディーになります。
スポーツ障害について
個々のスポーツ障害を紹介する前に、スポーツを行う前に知っておくべきことをご紹介したいと思います。まず今回は基本から。最初に理解して欲しいのはスポーツは大きく2つの目的で行われます。まず第1は一般の競技などを行うスポーツ(プロ野球、Jリーグ、プロゴルフなど)、そしてもう一つは健康を得るためのスポーツです。
このコーナーは特に健康を得るための情報を主に紹介して行きます。または怪我を如何に避ける(予防)かを説明して行くつもりです。
このコーナーは特に健康を得るための情報を主に紹介して行きます。または怪我を如何に避ける(予防)かを説明して行くつもりです。