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07/23: 難聴

カテゴリ: General
投稿者: webmaster
難聴

患者さんは63歳 男性
この方は以前から腰痛治療で来院されていた。先日病院の人間ドッグで聴力が少し落ちていると診断され、耳鼻科で補聴器を薦められたが、何とかならないものかと、来院。
2年前に海外旅行に行ったときに、ライフル射撃を体験したが、その銃声音で耳がおかしくなり、現在まで聞こえの悪さは気になっており、病院で指摘を受け納得する。

難聴の説明
難聴にも色々な種類があります。当院でお引き受けできる難聴は、特別の誘引も無く、お年と共に段々と聞こえなくなってきてしまう、所謂、老人(加齢)性難聴です。突発性の難聴、あるいは、中耳炎治癒後の難聴です。この辺りですと、人にもよりけりですが、好い結果が出る症例が多いです。他方、お引き受けできない難聴として、
1) 先天性の場合。例えば小耳性による外耳道閉鎖による伝音性難聴など。
2) 音響外傷による感音性障害。例えばロックコンサート会場でスピーカーの前で大音量に曝されたなど。
3) 中毒性の感音性障害。覚せい剤、麻薬などの薬物による神経性(聴神経)障害など。
4) 頭部損傷、脳内出血などが原因の難聴。
5) その他、腫瘍など重大な疾病による難聴。
面倒なことを並べましたが、このような方は改善が期待できません。耳鼻科疾患は、本当に治る疾患が、残念なことにほとんどありません。子供さんが耳鼻科に通い始めたら、何年も掛かり、治ったのか治ってないのかもわかりません。

治療の経緯
問診でライフル銃の発射音による音響外傷かと思い無理かと考えたが、患者さんの希望も強く、オージオメーター(聴力検査器)で調べてみる。500,1000,2000,4000ヘルツの4段階の音域の高低で低い音域と高い音域で中程度難聴(50デシベル)がある。病院の検査結果と全く同じ値がでる。

治療
PNFという手技療法で顎関節治療をおこなって、再度聴力検査をすると全音域レベルで5デシベル程、アップした。よって引き受けることにする。治療は週一回でエンドレスの治療になります。結果は時たま、報告します。
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投稿者: webmaster
患者さんが脳外科から頂いてきた写真です。私には全くわかりませんが、この先生は写真は患者さんの物だから、希望すれば、持ち帰りさせてくれます。考え方が先進的で、患者さんサイドに立った先生です。とりあえず、スキャンしてみました。

先日来院された患者さんで、何回も病院と当院を往復させてしまった症例です。

患者 男性 68歳  主訴 10日前から後ろ頭の左側が、間歇的にずきずきする。昼も夜も痛い。首を動かしての痛み、運動痛も、肩こりも無し。
  寝るときは酒を飲んで寝るので寝付かれるが、2時間位で目が覚め後は寝られない。
  こんな症状が10日以上続いている。
診察 
話を聞いていると、医療関係者ならどの先生でも病院に紹介すると思う。 お体に聴く当院流の筋力検査でも、病院に行ったほうがよいという、答えが返ってきた。 紹介状を持って○○脳外科に行ってもらった。その日の内に、痛み止めと脳MRI写真を貰って再来院、頭の方は異常無しの診断。もう一度、病院へ行ったほうが良いか、筋力検査で聴いてみるとやはりイエスの答え。そこで初めてこの患者さんの痛くて指を指す後頭部を診てみた。頭の項に小さな水泡が、小後頭神経の走行に一致して出ていた。HZ(帯状疱疹)か?今度は近所の空いている皮膚科に行ってもらった。夕方また戻ってこられ、帯状疱疹とのことで、塗り薬を貰ってきたのみ。相変わらず、間を置いて襲ってくるきつい痛みは続いている。脳外の痛み止めは飲んでも全く効かない。翌日、△△病院の麻酔科に行ってもらう。一週間程の予定で入院して治療するそうです。あっちこっちにいってもらい、ほんとうに気の毒をさせてしまいました。

考察 
初診で患者さんの話す患部を全く診ること無しに直ぐに脳外科へ紹介したのが一番の元。脳外の先生も自分と同じで患部を診もしなかったのでしょう。頭痛で来院される患者さんは多いものですが、一言で頭痛といっても、多岐多様にわたるのですが、緊急を要する(命に係わる)頭痛は二つだけ。今回はそう言う意味では、緊急性は無いものの、強烈な間歇痛がかなり続いており、一刻もはやく麻酔科に紹介すべき症例でした。HZ自体の水泡は2週間もすれば治るのだが、国内で年間約50万人以上が罹患しそのうちの10~20%の患者さんが、発症後半年以上痛みが続き、難治性のPNH(帯状疱疹後神経痛)に移行してしまうのです。よく知られているHZは坐骨神経、肋間神経、顔面部(三叉神経)がありますが、今回のように小後頭神経枝領域もあるのです。以前にも、耳の中や後ろに出たHZを診たことがあります。いずれにしても、患部は必ずよく診るべきでした。
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患者 当院院長(自分) 主訴 左手首を動かすと痛い。それもなにかの拍子に急に手首の小指側の骨の出っ張りのところ(尺骨頸状突起)の手掌側に背屈すると激痛が出てまったく動かせなくなる。そしてまたなにかの拍子に全く痛みがなくなり、何事もなかったように使える。
症状とその経過 
 先週の日曜日にスキーに行って二時間ほど滑って、転倒もしなかったのだが、帰宅後車の中からスキー靴を出そうと左右のスキー靴を左手で持ち上げた時に手首にちくっとした痛みがあった。そのときは、全く痛くなく使っていたが、夜寝る前に手首に少し違和感があった。
翌日仕事を始めてから二時間程してから急に手首が激痛でほとんど動かされなくなった。激痛に耐えてようやく午前の仕事を終え、手根骨というベアリングの役目をする骨が8個あるのだが、その中の三角骨(図のT)という骨が検査により掌側(手のひら側)にずれているということが解って従業員の先生にアジャスト(治療)してもらったところ、不思議なくらい全く痛くなくなったのです。その後は午後の往診も全く痛み無し、しかし午後の治療が始まってすぐに同じ場所が痛み出し、激痛で左手首が使えない。でもアジャストすると普通に使える。そんなことを何十回も繰り返している。いまだに何時ずれるかといつも恐々仕事をしている。でも必ず治ると確信はしている。
今回の自分の症例でよくよく解った事
 よく患者さんが筋違いしたと言って来院されるが、骨の少しのズレで激痛が突然出たり、アジャストで全く痛みが無くなったりすることが、有ると言う事がほんとうによく理解できた。そして、患者さんの痛みと辛さが、今さらながら身にしみてよく解った。痛いものです。辛いものですね。
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